茨城県境町S-Gallery 粛粲寶美術館 訪問記
粛粲寶美術館。茨城県猿島郡境町。粛粲寶終焉の地で、唯一のお弟子さんである中山正男氏が住まう境町。
この地には中山氏の壮大な粛粲寶コレクションの他、近隣のお寺や民家に沢山の作品が存在している。
その名の通り千葉県と埼玉県と茨城県の「境」にある境町。私はいつも埼玉県の東武動物公園駅からバスに乗って千葉県の野田市近辺を通り抜け、利根川に掛かる大きな橋を渡ると境町に入る。その小さな町に現在、隈研吾設計の建築物が6つも出来ている。隈研吾で町おこしという事らしい。粛粲寶美術館も隈研吾の設計だ。2020年8月にオープン。オープニングセレモニーにご招待頂いたのだが、コロナ下で出掛ける訳には行かなかった。漸く落ち着いて来たので念願の初訪問と相成った。
中山正男氏
中山氏は眼鏡時計店を営んでいて、時計の間に粛粲寶の小品が所狭しと展示されていて、初めて見るとちょっとぎょっとするが、そのお店に訪れたのもこれで5度目か6度目か?そのお店から徒歩で2~3分の所に粛粲寶美術館は在る。こじんまりとはしているがスタイリッシュで、隣に地のワインと干芋の研究棟(一般には非公開)が在り、裏にも干芋カフェが在る。この3棟共に隈研吾の設計である。
幸松屋眼鏡・時計店
S-Lab(境町地場産品研究開発施設) S-ブランド(HOSHIMONO 100 Café)
S-Gallery 粛粲寶美術館
茨城県猿島郡境町(坂花町)1455-1
TEL:0280-23-4148
休館日:月・火曜日
入館料:330円