2021/12/22 NEWS
新年からは 粛粲寶の「神・仏・人」展
2022年1月22日(土)~3月13日(日)
NSG美術館所蔵の粛粲寶(しゅくさんぽう)作品の中から、今回は「神様、仏様、人間」つまり顔のある絵ばかりの展覧会となります。
粛粲寶の描く人物画等はユニークな目や鼻、大胆な表情が特徴です。また、その人物画は3頭身、4頭身の頭でっかちが特徴で「アンバランスのバランス」と云う事を意識して描いたようです。
マンガ、アニメにも通じる粛粲寶のほっこりとした作風は若い方にも是非観て頂きたいと思っています。
粛粲寶【明治35年(1902)―平成6年(1994)】
新潟市西堀生まれ。本名は水島太一郎。花鳥風月・人物画など独特の画風を構築し、高い人気を博した。上京後、洋画家の黒田清輝に学び、のち日本画の小林古径に学ぶ。帝展・院展入選。奈良の古寺での寄食生活を経て、再び作家活動に入り、以降没するまで60年近く画業一筋の人生であった。
開館時間: 10:30~18:00(最終入館は17:30)
休館日: 月曜日(祝日又は振替休日が月曜日の場合はその翌日)
観覧料: 一般300円・学生200円・高校生以下無料