茨城でも現在、粛粲寶展が開催されております!
粛粲寶の唯一のお弟子さんであり、互いに知友と認め合った中山青空子様所有作品を中心として、近在の所有者の作品も集めての「粛粲寶 作品展」が茨城県坂東市の坂東郷土館ミューズに於いて
2月25日~5月28日まで開催されております。
粛粲寶は新潟市出身ですが、上京し長く杉並区久我山に住んでおりました。しかし最晩年に中山青空子様の住まう茨城県猿島郡境町に居を移し、そこで没しております。その縁で、茨城の境町や隣町である坂東市近辺には粛粲寶ファンの方が沢山いらっしゃるとのことです。
平成14年にも同じ坂東郷土館ミューズ(当時の名称は「さしま郷土館ミューズ」)に於いて粛粲寶展が行われています。
さて、中山青空子様の店舗兼お宅には過去2度訪問させて戴きました。今回で3度目なのであります。店舗には商品である時計の間に粛粲寶の小作品が所狭しと飾られています。しかし大型作品や軸装まではなかなか拝見出来ておりませんでしたので、この滅多にないチャンスに観にいかないという訳には参りません。
凄い展示数です。
勿論、絵も素晴らしいのですが、粛粲寶が使った落款印、遊印、筆、硯、スケッチ等の資料も沢山展示してありました。
これはうちわに描いてありますね。
そして、私的に圧倒されたものが長い巻物の個展出品案を描いたものなのであります。
この絵とあの絵と、その絵と・・・バランスを考えそれらの絵をまたわざわざ描きとっているのです。
しかも長い、長い・・・
坂東郷土館ミューズでも長すぎて、全部観れるようには飾れなかったのだそうです。
そして、我がNSG美術館のポスターも展示絵画の脇に飾って下さってありました。
パンフレットも設置して下さっております。感謝です。
3か月もの会期中、途中展示替えをされるそうです。
茨城というとちょっと新潟からは遠いです。更に公共交通機関の便は、正直言ってかなり厳しい所です。でもつい最近圏央道の茨城県区間が全線開通しまして、坂東IC又は境古河ICからだとどちらからも10分程度なのだそうです。圏央道には新潟からなら関越道または東北道経由で行き易くなったのだそうですよ。
コアな粛粲寶ファン様は是非、茨城までお出掛け下さいネ。
行っただけの価値があることは、観て来た私が保証します◎
そして勿論、新潟ではNSG美術館にお出掛け下さいませ。
粛粲寶の出身地の新潟でも粛粲寶フィーバーが起きるようにと頑張っております◎
是非、皆様と一緒に盛り上げましょう!!
漸く春めいてきましたので、新潟市の文教地区の文化施設を訪問しながらの町歩きもとっても素敵な休日の過ごし方だと思いますよ♪
坂東郷土館ミューズの館長様はじめ皆様、そこまで私を車で連れて行って下さった中山青空子様、大変お世話になりました。
かけがえのない素晴らしい一日を有難うございました◎◎
坂東市HP(坂東郷土館ミューズ・粛粲寶作品展)
http://www.city.bando.lg.jp/page/page003655.html