粛粲寶展が始まりました!!
7月8月9月と3名の現在活躍中の作家さんの企画展を開催して参りました。
そして、、、
NSG美術館の所蔵しております新潟市西堀出身の異色日本画家の
粛粲寶(しゅくさんぽう)展が本日より始まりました。
開館以来、3度目の展示替えとなります。
1回目の去年、2回目の今春は作品を総入れ替えして展示いたしました。
今回は1回目と2回目で展示した作品が半分、初出し作品が半分といったところです。
粛粲寶展ののぼり旗も出来ましたよ!
『閒立(かんだつ)』と云う画題の絵です。この鶴、愛嬌があるでしょう!
粛粲寶は没後23年が経ち、今では忘れ去られかけている日本画家です。
しかし作風がとてもユニークで、観る者の心を癒してくれます。観ているだけで笑顔になれる絵なのであります。絵手紙をされる方にはとても参考になるかと思います。
また、多くの若い方にも観て欲しいのです。
今から70年も前から、こんなユニークな作品を描きはじめていたのだと思うとオドロキですよ!
また、玄関ホールでは、生前の粛粲寶のDVDを流しております。
1988年3月。85歳の時の東京久我山のご自宅で、仏像の話や絵のバランスの話などをしています。非常に貴重なものですので、絵の観覧と共にお愉しみ下さいね。
会期:9月30日(土)~10月31日(火)
開館時間:10時30分~18時(入館は17時30分まで)
休館日:月曜日(祝日または振替休日が月曜日の場合はその翌日)
観覧料:一般300円・学生200円・高校生以下無料