NSG美術館の元の家主である移転後の會津八一記念館に行って来ました!
NSG美術館の母体である新潟デザイン専門学校は夏季休暇に入りましたが、当館はお盆も絶賛営業中となります◎
美術館員ですので、元々は絵画やデザイン等を学び、そっち系のお仕事もしていました。
休みの日も興味がある美術展に出掛けることは多いですね。
先日はNSG美術館の元の家主である會津八一記念館に行って参りました。
會津八一記念館は、この現在NSG美術館がある場所から万代のメディアシップビル内に移転しております。
ですが、、、まだ当館を道案内してしまうナビがあるようで、結構間違って来館される方がいらっしゃいます。
勿論、ご案内をさせて戴いておりますが、折角ご縁あっていらしてしまったのならば是非、当館の展示もご覧になって行って戴ければ幸いでございます(笑)
話を戻しまして、、、っと、、、
『究極の趣味人 會津八一VS川喜田半泥子』展なるものを観に。
観たかったのは三重県の石水博物館所蔵の曽我蕭白(そが しょうはく)の屏風で、寒山拾得(かんざんじっとく)が描かれているもの。
寒山拾得って?
え、まぁ・・・化け物ですよ。簡単に云ってしまうと。
修行者であり詩人なのでありますが、寒山拾得の風狂にして奇怪、禅味あふれる風貌は、多くの画家の創作意欲を刺激してきました。日本画の画題によく描かれています。
あとは、會津八一のシンプルな線画だけで描いた茶碗群の図が良かったですねー
會津八一と川喜田半泥子の趣味人同士の心のふれあい、互いに切磋琢磨し合ったのを感じることが出来ましたよ。
日本画だから、書だからと先入観だけで拒否らないで、あれこれ観ることをお勧めします。
何処かで何かのアイデアに役立ってくることだってあるかもしれませんしね。
ま、そんなある日の休日。。。
若冲展なんかだと、お江戸や福島にまで観に行ってしまうワタシです。
江戸時代にこの人はグラフィックデザイナー的要素も兼ね備えていたんだ~~と勉強になりますよ!
NSG美術館が常設展示している粛粲寶(しゅくさんぽう)も、何処かの何方かの心の琴線に触れることがきっとある筈です。
多くの若い方にも観て戴きたいのであります。
そんな素敵な出逢いでありますように!
皆様お待ちしております◎