水と土の芸術祭2018サテライト会場(ゆいぽーと)
公休日に水と土の芸術祭の他会場に出掛けてきました。
NSG美術館とゆいぽーとは徒歩でも行き来出来る距離にあります。
以前の二葉中学校跡地に出来たのが、ゆいぽーと。
新潟市芸術創造村と国際青少年センターの複合施設として生まれ変わりました。
先ずは占部史人氏の作品。新潟の海岸で拾った流木や石などが発する声なき声を作品化しています。また滞在制作をしているそうで、会期中の最初と後半では様子も違ってくるでしょうね。
同じく滞在制作しているのは、NSG美術館での展示している伊藤遠平氏です。
ゆいぽーとでは石粉粘土で造られた物語性のあるオブジェがとても可愛いのです。
こちらも随時、オブジェが増殖するとのことです。
他にも1F食堂の壁に、遠平氏の奥様の高見沢美穂氏の陶の時計が沢山展示されていました。
2Fには阪田清子氏。阪田氏は上越市出身で沖縄在住です。
以前からNSG美術館に遊びに来て下さっていました。
小枝や流木で制作された小舟が出入りしていくイメージだとのこと。
舟と鳥の巣を感じ、「対岸」に想いを巡らせています。
丑久保健一氏による木彫の凹んだボール。
この凹み方は、ピンポン玉や空気の抜けたボールの様で、それを木彫で表現していて興味深ったです。
冨井大裕氏のテラコッタや石膏で造った人型。
何とも原始的で癒されます。周りは海辺の松林のスケッチなんだそうですが、古代の象形文字のように感じました。
他にも角地智史氏の段ボール作品があり、これは体験型のようでした。
水と土の芸術祭2018サテライト会場のゆいぽーとへお出掛け下さい。
そしてそこから歩いて来れる(車ならば、あっという間)NSG美術館へも足を伸ばして下さいね!!