高橋洋子「ドライポイントによる版画制作」を開催しました!
「毒立記念日 六人の芸術家による反抗の美術展」のワークショップの第3回目は
高橋洋子氏による「ドライポイントによる版画制作」のワークショップを1月19日(土)に開催しました。
版画って案外ちゃんとやってみたことのない方が多いように感じます。
そういう私も小学校の時のゴム板に彫刻刀で削るのや、木版画。そして中学の時にはエッチングをやりました。中学でエッチングやったの?とよく驚かれます。多分、美術の先生がやらせたかったのでしょうねぇぇぇ。。。
最後に学生時代にシルクスクリーンを実習でやったよーな??
ま、その程度のほぼ版画処女な私でした。
私は写真撮影人でしたので、ワークショップには参加しませんでしたが、その工程はしっかりと学ばせて頂きましたよ。
今回はエンビ板とアルミ板を各1枚づつ配布しました。
高橋洋子先生の見本を皆さんで眺めます。
ふ~~む。。。
あらかじめ絵柄を決め、下絵を持参された方が多かったです。
エンビ板だと透明なので、下絵をニードル(鉄筆)で直ぐに写し取ることが可能です。
この方は携帯にある画像を下絵にしてます。
版画用の塗料は粘度の強いインクです。
出来上がった版に色をのせていきます。
何度か布で擦り落とすと、画像が浮き出てきます。この拭き取り加減や残し加減がニュアンスとなって同じ版から様々な作品を生み出すことになります。
プレス機に版を置いて。。。
紙を置いて。
プレス機のハンドルを廻します。
さて、どんな作品になっているかな?ドキドキの瞬間です。
こんなん出来ました◎
わぁ!素敵ですね!
この後、インクの色を変えたりしながら何枚も摺ってみましたよ。
他の方の作品も公開。
耳が横向いて、風景になっています。シュールですねぇ!
月(?)の箇所にだけ黄色をぼかして、月明り(?)を表現しています。
錦鯉とペンギン。
いやはや参った、参った!!
和気あいあいと予定時間をオーバーして約5時間。とっても愉しそうな時間でした。
版画、、、面白そうだなっ!!
2月3日には阿部克志氏によるモノタイプ版画のワークショップも開催しますので、お楽しみに◎