2023/12/20 NEWS
2024年1月20日(土)〜2月29日(木) 粛粲寶の生きもの展 開催
どこか不思議で、なんだか可愛い。
NSG美術館で所蔵している粛粲寶(1902―1994)は新潟市西堀出身の異色日本画家です。
花鳥風月、人物画、仏画などで独特の画風を構築し、高い人気を博しました。今回の展覧会では中でも多く描かれた「生きもの」をテーマとしました。
虎や鹿にまたがる童子、水の中を悠々と泳ぐ魚、鳥と語らう蟹、鳥と戯れる童子、花の間を闊歩する鳥など、それぞれがとても魅力的に描かれています。また、今回はコレクションの中より、粛粲寶が毎年の正月ごとに干支を色紙に描き、お世話になった方々に配った動物の干支色紙も展示します。デフォルメされたユーモラスで愛らしい、それでいて実はリアルにも拘った粛粲寶の動物、水生動物、鳥たちの生き生きとした姿をお愉しみください。
開館時間:10:30~18:00(最終入館は17:30まで)
休館日 : 月曜日(祝日または振替休日が月曜日の場合はその翌日)
観覧料 : 一般300円・学生200円・高校生以下無料