新潟デザイン専門学校の写真デザイン科の1年生がNSG美術館に来てくれました。
撮影の授業の一環で、担当講師である写真家の上山益男先生が学生9名を連れて来て下さいました。
去年も上山先生が1年生を連れて来て下さったのですが、去年はまだ開館前のことでしたね~~
今年の写真デザイン科の1年生は男子の方が多いのですね。
絵を観ることはその画家の画風が好きだからというのは勿論のこと、あまり好みではないなと感じたていたものでも、縁のあるときに観てみると結構発見があったりするものです。
現在、NSG美術館では粛粲寶を展示しておりますが、日本画で明治生まれ、活躍したのは昭和となると、平成の世になって10年以上して生まれた今の学生には地味過ぎるでしょうか?
確かにパッと観ただけですと、そうかもしれませんね。。。
でも「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」ですよ!
イラストやマンガに通じるような面白い絵なのですよ(^^♪
粛粲寶は昭和20年代後半には、確立された画風となっていますので、あの時代にこのユニークな絵を描いていたということは相当なチャレンジャーだったのかと思います。
誰にも描けない絵、誰も観た事のない絵を模索して模索して漸くたどり着いたのでしょうね。
そういう意味でも若い方にもとても勉強になるかと思います。
美術館を持っているデザイン系の専門学校なんて、他にないのでは?
そして。。。
7月・8月は新潟デザイン専門学校卒業生の個展が2名連続開催されます。9月も現代アート作家の個展を予定しています。
若い方は勿論、年配の方にも是非ご覧になって戴きたいです。
「新しきを温(たず)ねて故(ふる)きを知る???」
NSG美術館に是非お出掛け下さいませ。