9月6日からは『松本泰典作品展 縹渺たる魂への渇望』を開催いたします。
9月6日(水)~24日(日)
『松本泰典作品展 縹渺たる魂への渇望』
を開催いたします。
「縹渺」?
読めませんよね。。。
「ひょうびょう」と読みます。
「広く果てしないさま」
「かすかではっきりとしないさま」
とふたつの意味があるようです。
「どちらの意味なのですか?」と松本氏に質問してみたのですが、どちらでもいいようで、ズバリこういう事です!という言葉ではないところが気に入ったとのことです。
字面や音で、人それぞれに感じればよいのではないでしょうか?
わたし的には、風が「ひょう」「びょう」と鳴り、吹き荒んでいるように感じました。
松本泰典氏プロフィール
1971年 新潟県長岡市生まれ。
1998年 多摩美術大学大学院 絵画科油画 終了
個展・グループ展
2004~5年 「標展」新潟県立近代美術館Gallery(長岡)
2006~16年 「戦争と平和展」長岡美術センター(長岡)
2007・09・13年 「ちょんまげ展」Gallery沙蔵(長岡)
2008~17年 「新潟多摩美展」08年沙蔵(長岡) 09年~新潟市美術館市民ギャラリー(新潟)
2011~16年 「新潟の美術家たち展」JAAギャラリー(銀座)
2012年 「縄文とつとつ展」なじょもん館(津南)
2014・16年 「松本泰典展」銀座アーチストスペース(銀座)
2014~16年 「童展」セッションハウス14年・16年(神楽坂)菊一 15年(伊勢)
2014~16年 「熱帯低気圧展」新潟市美術館市民gallery(新潟)16年画廊るたん(銀座)
2016年より壁画(舳希芽)制作
2016年 「フェニックス朱雀」小林不動産3階建て壁面(長岡市旭町2-3-16:アオーレ長岡裏手)
2017年 「玄武」中之島美術館シャッター6枚(長岡市中之島三並565-3)
また、「ギャラリー沙蔵」(長岡市本町1-4-3)という築100年ともなる蔵を改装したギャラリー&カフェの経営もされています。この蔵は松本泰典氏のひいひいおじいさんが作られたものなのだそうです。
また、現在NSG美術館にて開催中の『近藤武弘展 画磔』(9月1日まで)ですが、松本泰典氏と近藤武弘氏はグループ展の「熱帯低気圧展」で一緒に活動なさっているお仲間でもあります◎
松本泰典氏を語る上で、先ず欠かせないのは、「ちょんまげ」を結っているということなのです!!
あ、いえ、、、結っていたというべきかもしれませんが。。。
凄く凄くお似合いなのであります。
そして、なによりその巨大な絵画に圧倒されます。
コンセプトはと云うと、、、
「溢れる生命の躍動・復活・継承」
だそうです。
木の根っこ。
ルーツ。。。
自分とは何者なのか?
何処から来て、何処へ行こうとしているのか?
血管。
胎盤。。。
綿々と母から子へ受け継がれていく。
こんなもの凄い絵がNSG美術館を占拠します◎
圧倒され過ぎて、喉が干からびそうです(笑)
そして絵の前には、ただ額づくことしか出来ない自分が見えるようです。。。
凄く愉しみですね~~
是非、お見逃しなく!!
会期:2017年9月6日(水)~9月24日(日)
開館時間:10:30~18:00(入館は17:30まで)
休館日:9/11(月)9/19(火)
観覧料:一般300円 学生200円 高校生以下無料