2022年1月22日(土)~3月13日(日) NSG美術館所蔵の粛粲寶(しゅくさんぽう)作品の中から、今回は「神様、仏様、人間」つまり顔のある絵ばかりの展覧会となります。 粛粲寶の描く人物画等はユニークな目や鼻、大胆な表情が特徴です。また、その人物・・・(続きを読む)
東京都内に数店舗あるお菓子屋の三原堂。粛粲寶が生前交流があったのは池袋と西荻窪。これらのお店は暖簾分けされたもので、別会社。でも全店で粛粲寶が描いた包装紙や紙袋を今でも使用している。 今年の初めに弊館で開催した「粛粲寶のグラフィクアーツ展」では、池袋・西・・・(続きを読む)
粛粲寶美術館。茨城県猿島郡境町。粛粲寶終焉の地で、唯一のお弟子さんである中山正男氏が住まう境町。 この地には中山氏の壮大な粛粲寶コレクションの他、近隣のお寺や民家に沢山の作品が存在している。 その名の通り千葉県と埼玉県と茨城県の「境」にある境町。私はいつも埼玉県の東武・・・(続きを読む)
弊館で所蔵しております粛粲寶(新潟市西堀生まれの日本画家)は、花鳥風月、人物画などで独特の画風を構築し、高い人気を博しました。帝展、院展での入選を果たした後に、一旦絵から離れ、奈良の古寺で下働き等をしながらの寄食生活を約4年程していました。その時に得た中国古典の教養や仏教への造詣・・・(続きを読む)